Research Theme

研究内容

手法と分析の紹介

これまで主に社会科学のアプローチにより、多様な手法を用いた定量的・定性的研究をしてきました。統計解析では共分散構造分析、ロジスティック回帰分析、分散分析などの手法からアンケートなどで得られた定量的データの分析に努め、また定性的研究においては、深層インタビューなどで得られたデータをもとにインフォーマントの考え方や生き方に関する分析をしてきました。インタビューで得られた結果やメディアのテキストデータなどは、必要に応じてテキストマイニングによる形態素解析を行い、データの定量的な解釈にも努めてきました。

その他の分析手法としては、GISを用いた研究結果の視覚化、特定の生態系サービスを測定するための環境経済学的なアプローチなどを実践してきました。 現在は、絶滅種の再導入が社会生態システムにもたらすインパクトを予測するために、システムダイナミクスのアプローチを用いてモデル構築をしています。

これまで実践してきた研究や使用してきた分析手法とともに、新たな研究手法や、異分野の研究アプローチにも日々チャレンジしていきたいと考えています。

新たな研究手法の開発を目指した取り組み:頭部カメラ装着実験(東京大学・富山県立大学との共同研究より)

野生動物問題における潜在的軋轢因数:Potential for Conflict Index (PCI) (桜井 2012)

被害対策度数のGISによる地図化 (桜井 2012)